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農園のロゴ作成に挑戦しよう!

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ロゴを作る際、困ってしまうのは、どういったロゴを作って良いか分からない時ではないでしょうか。案がないとロゴは出来ませんし、案があり過ぎても、上手く形に出来るとは限りませんよね。ありきたりなロゴだと面白くないものの、奇をてらい過ぎて何のロゴか分からなくなってしまっては本末転倒です。

ここでは、農園のロゴ作成を例に、ロゴを作る時の考え方やデザインのヒントについて説明していきます。

関連:ロゴ作成は専門学校で学ぶべきか

コンセプトを考えよう

ロゴ作成をする場合、まず考えたいのがコンセプトです。ロゴで何を表現したいのか、出来上がったロゴをどのように使いたいのかといった部分が、これに当たります。ロゴ作りの基になるところなので、しっかりと考えておくことが大切です。

ポイントとしては、ロゴを一目見て、何を感じ取って欲しいのか、誰を対象としているのか、どのようにロゴを利用するのかといった点が挙げられます。これらを出来るだけ具体的にすることが欠かせません。例えば、農園のロゴの場合、農園と分かることが望ましいのか、農園の名前を分かって欲しいのか、それとも農園で出来る作物について知って欲しいのかでデザインの方向性は変わって来ます。

また、既存の顧客にアピールするようにするのか、顧客層を限定せずに、広くアピール出来るデザインにするのかといった点でも違いが出ますし、ロゴをどのように利用するかで、デザインの大きさや複雑さも決まってきます。

ロゴ作成をする際は、デザインに取り掛かる前にコンセプトを考えることが大切ですよ。

農園の名前を利用しよう

農園のロゴを作る際、農園の名前を利用するのは、簡単で有効な方法と言えます。農園の名前をそのまま使っても良いですし、漢字一文字を使い、色使いやイラストなどで農園と分かるように工夫しても良いですよね。フォント選びを工夫すれば、親しみやすい農園を表現することも、ちょっと高級感のある作物を扱っている農園と見せることも可能です。

農園の名前から発想を飛ばすだけなので、誰でも簡単に利用出来る方法ではないでしょうか。

尚、文字を利用する場合、読みやすさとデザインのバランスを考えることがポイントになります。一字一句しっかり理解して欲しいなら、読みやすいフォントを選ぶことはもちろん、ある程度の大きさが必要です。太字を使ったり、ひらがなを使ったり、読みやすくなるように工夫をすることも欠かせません。

反対に、農園の名前からデザイン性の高いロゴにするなら、読みやすさよりもロゴから受けるイメージを優先させてデザインを考えることが大切になります。筆記体や斜体を使ったり、文字の配置や大きさ、色使いに変化をつけたり、視覚的な工夫をすることが有効ですよ。

作物を利用しよう

農園のアピールポイントと言えば、農園で収穫する作物ではないでしょうか。作物を使ったロゴにすれば、農園で何を栽培しているのかが一目で分かりますし、農園と言葉で説明する必要はなくなりますよね。文字よりも画の方が分かりやすいといった特徴もありますし、既に農園のことを知っている人だけでなく、農園について知らない人にも、分かりやすくアピール出来るといった良さもあります。

ただし、単に作物だけを配置したロゴでは、作物を扱っているということは分かるものの、農園なのか飲食店なのか、具体性に欠け、記憶に残らないといったこともあるので注意が必要です。また、多くの作物を取り扱っている農園の場合、全ての作物を使ってしまっては、ポイントを絞ることが出来ず、分かりにくくなってしまうかもしれません。

作物の種類は絞ること、農園と分かるように文字や他の画を組み合わせ、分かりやすさを心掛けることが大切ですよ。

忘れずにチェックしよう

農園のロゴを作る際、忘れずに行って欲しいのが、同業者のロゴのチェックです。特に、近隣に多くの農園がある場合には、念入りに調べることが欠かせません。

せっかく作ったロゴが他の農園のものと似ていたら、やはりショックですよね。ロゴに似ている部分があるだけで、弊害がないこともあります。けれど、ロゴのせいで勘違いされ、顧客を逃してしまうこともあるかもしれません。

また、最悪の場合には、ロゴを作り直すことになり、時間や手間を無駄にしてしまうといったこともあるので注意が必要です。同業者のロゴはしっかりとチェックしておきましょう。取り扱っている作物が似ている場合や、場所が近いほど、ロゴに類似性が生まれないよう気を付うことが欠かせません。

また、老舗と言われるような農園や名が知られている農園のロゴにも注意が必要です。似たような部分があれば、真似をしたととられかねないので、ロゴのデザインを始める前に、しっかり把握しておくことが大切ですよ。

ちょっと変化をつけてみよう

他の農園とは一線を画したロゴを作りたい場合には、注目するポイントをズラしてあげると、良い案が出てきます。農園の特徴や強みは、農園によって変わるので、まずは他の農園には無い部分や、強みと言える部分を明確にすることが欠かせません。

看板ペットがいる場合には、ペットを前面に押し出すことも良いですし、農園のオーナーや生産者が有名であれば、彼らの顔を使うことも出来ます。農園の場所が高地だったり、広かったりということなら、それらを反映させるロゴを作るということも可能ですよね。

他とは違う部分や強みを考え、活かすことが大切ですよ。色々と考えても特に際立った部分が見当たらない場合には、デザインを工夫するようにしましょう。中でも、レイアウトと色使いは変化をつけやすい部分です。農園らしさを強調することも、曖昧にすることも可能ですので、色々と試してみると良いかもしれません。

農園と言えば、緑や赤、黄色といった作物に代表される色を連想することが多いですよね。そこで、敢えてそういった色は一切使わないという選択をするのも一つの手です。

また、バランスよく配置するのではなく、一ヵ所だけバランスを崩したり、レイアウトに変化を持たせたり、といったことも斬新なデザインとなりやすいのでおすすめです。やり過ぎてしまうと奇をてらったデザインになってしまうので、ちょっと冒険をしてみる程度にすることが大切ですよ。

ロゴを作ってみよう

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農園のロゴ作成を例に、ロゴ作りの考え方や、デザインのヒントを紹介しました。ポイントをおさえ、丁寧に行えば、ロゴ作成はそう難しくありません。コンセプトを決めた上で、案を詰めるようにしましょう。また、同業者のロゴをチェックすることも欠かせません。

せっかく作ったロゴを無駄にしないためにも、似たようなロゴがないか、調べておくことは大切ですよ。